どくだみ茶の作り方
どくだみの効能を期待するなら、煮出して飲むのがおすすめです。
1.どくだみを採取する
地面から少し上を摘み取り、水洗いして汚れをおとす。
2.どくだみを一掴みずつ束にして、風通しのよい軒下やベランダで、穂先をしたにして干す。
晴天の夏なら3~5日。普通は1週間から10日くらいかかります。
手で触ってしゃりしゃりした感じになればOKです。
お天気がよい場合は、どくだみを束にせず、ばらばらにして、日当たりのいいところに広げて、日光に当てて乾燥させてから、上記のように束にして干すと早く乾燥できます。
3.乾燥したどくだみは、はさみで小さく切って、空きカンなどにいれ、風通しのよいところにおきます。
お菓子に入っている乾燥剤を一緒にいれるといいです。
湿気を嫌うので、ビニール袋での保存は避けた方がいいです。
充分に乾燥させ、カビなどが発生しない場合は、ずっと使えます。
4.土瓶に乾燥したどくだみ10~20gと水500~600mlをいれ加熱します。
沸騰したら弱火にして、煮立てます。(一日分の目安です)。
どくだみは薬ではないので、好みで2~3分でも、しっかり30分約半量になるまで煮詰めてもどちらでもOKです。
土瓶のほかに、普通のやかんや鍋でもいいのですが、鉄瓶は使わないほうが無難です。
5.茶こしでこして、どくだみ茶のできあがりです。
飲まない分もこして、別の容器に保存しておきます。(どくだみの成分が葉にもどらないように)
目安としては1日3回くらいにわけて飲み、空腹時に飲むと体への吸収率もいいです。温かいものを飲みます。
どくだみ茶をさらにおいしく飲むには、乾燥した葉を煎ってのむと更においしくなります。
この場合は、どくだみを乾燥させすぎず、多少湿り気があるくらいで煎ります。フライパンにクッキングシートを敷いて、中火で1分くらいが目安です。