どくだみ(ドクダミ)とは?
どくだみはドクダミ科の植物で、日本全国、東南アジア各国にも広く分布する多年草です。
ベトナムでは料理にもよく使われますが、日本でも民間薬として昔から使われてきました。
乾燥したどくだみは「十薬」と言われ、「日本薬局方」にも収載されています。
どくだみは山野、草原だけでなく、都会の空き地などでも見られるほど、繁殖力が旺盛で、根茎をのばして繁茂します。
春先の3月下旬~4月にかけて地上に芽をだし、6~8月ころに花をつけ、秋に枯れます。
昔から「夏の土用の丑の日に採ったドクダミは効く」といわれ、開花の最盛期6~7月にとるのがどくだみの効能が高くなるといわれています。